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子どもがアレルギーとわかったら…家庭で心がけたい注意事項

 近年、アレルギーを持つ子どもが増えていると言われています。食物アレルギーをはじめ、アトピー性皮膚炎など、何らかのアレルギー疾患を持つ子どもが多く、症状が重いとアナフィラキシーショックを引き起こす場合もあるので、日頃からアレルギーの原因を避けるようにしなければなりません。そこで、家庭で心がけたい注意事項をご紹介します。

子どものアレルギーの現実

 文部科学省によると、2013年の調査では2004年当時より児童の食物アレルギーが1.7倍、アナフィラキシーの既往が3.6倍と増えているとのこと。また、アナフィラキシーに対する緊急補助治療「エピペン®
の保持者が0.3%もいるという報告もあります。

 アレルギーに対する注意事項を頭に入れ日頃から心がけておくことで、アレルギー反応を未然に防ぐ、あるいは軽い症状に抑えることが可能になります。

アレルギーの原因

 アレルギーは、体内に侵入する物質から、体を守ろうとする免疫機能が異常な反応を起こして発症する病気です。

アレルギーの症状

 主なアレルギーの症状としては、皮膚や粘膜に表れる症状、消化器や呼吸器に表れる症状、または、全身に表れる症状などがあります。

皮膚の症状

  • じんましん、かゆみ、赤み

粘膜の症状

  • 唇や口の中の腫れ、違和感
  • まぶたの腫れ
  • くしゃみ、鼻水、鼻づまり

呼吸器系の症状

  • 息切れ、咳
  • 「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という呼吸音

消化器系の症状

  • 腹痛、嘔吐、吐き気、下痢

全身性の症状

  • アナフィラキシー(複数の臓器に表れる症状)

 特に、意識がなくなる、血圧が下がるなどの症状が出ることをアナフィラキシーショックといい、命にかかわることもあるので注意が必要です。

食物アレルギーは0歳から発症の可能性がある

 食物アレルギーは、離乳食を口にする0歳から2歳頃に発症します。アレルギーの原因は、「小麦、タマゴ、牛乳、そば、落花生(ピーナッツ)」が5大アレルゲンと言われています。消化器官の未熟な乳幼児は、摂取した食物がアミノ酸に分解されず体に吸収できないことがあります。免疫機能がそれらを異物として異常反応してしまい、アレルギーを発症します。

 アレルゲンとなる可能性のある食物の摂取は、できるだけ離乳食後期になるまで待つようにしましょう。消化機能や免疫機能が発達することで、食物アレルギーの発症は少なくなります。ただし、環境や精神的な原因などから、年齢が高くなっても発症することはあります。

アレルギーマーチ

 乳幼児期に食物アレルギーを発症すると、乳児湿疹やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患となることがあります。乳幼児期にそれらの症状に対してきちんとした治療をしておかないと、さらに気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎などの他の疾患へと変わる、あるいは併発する可能性が出てきます。

 このように、年齢が進むにつれて次々とアレルギーを発症することを、「アレルギーマーチ(アレルギーの行進)」と呼んでいます。アレルギーマーチにならないためには、乳幼児期にきちんとした対策をしていくことが大切です。

保育園や学校との連携が大切

 幼稚園や小学校などの集団生活が始まるようになると、保育士や先生などの協力や理解が必要になります。協力や理解をしてもらうためには、それまでの症状やアレルゲンなどの情報をきちんと伝え、アレルギーの発作をなるべく抑えられるようにします。

食物アレルギーを持つ場合

 食物アレルギーを持つ場合は、給食に使われる食材からアレルゲンを除去する、それができない場合はお弁当を持参するなどの配慮が必要です。

運動による発作が心配される場合

 アレルギー疾患は、運動により発作を起こす可能性があります。マット運動はホコリがたちやすいので、ホコリが引き金で発作を起こすことも考えられます。また、寒い時期には、冷たい空気を吸い込むことで発作を引き起こす場合もあります。そのようなときは、準備運動を行う、事前に薬を服用するなどの対策が必要です。

生活環境を整えるセルフケアを!

 アレルギーの原因は、ホコリやダニ、カビなどのハウスダストです。それらの除去に努めることが大事です。こまめに掃除機をかけ、家具、ブラインドのホコリを拭い取ります。ダニの発生する環境を作らないことも大切です。室温や湿気に注意し、衣類や寝具の洗濯をきちんと行います。防ダニ効果のある素材の寝具を使用することも効果的です。

 また、タバコや花火の煙も誘因となりますので、家族は禁煙か、外で吸うなど努めてもらいましょう。

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