ママモル

子供の健康を守る米国のサイト『Safbaby』が運営するウェブマガジン

アトピー性皮膚炎とは?その原因と対策。

 アトピー性皮膚炎を発症した子どもは、患部のかゆみやジクジクした湿疹などで苦しむことになります。そのアトピー性皮膚炎はどうして発症するのでしょうか。また、少しでも軽くする方法はないものでしょうか。アトピー性皮膚炎の原因や対処法などをまとめました。

アトピー性皮膚炎とはどんな疾患?

 アトピー性皮膚炎とは、アレルギー疾患のひとつで、症状が比較的軽く成長するに従い自然に改善する人もいれば、きちんと対処しないと症状がだんだん重くなっていく人もいるという慢性疾患です。慢性疾患といっても、医師と相談しながら正しい治療を続けることで、症状のコントロールが可能になり、日常生活に支障のない状態にすることができます。

アトピー性皮膚炎を発症する原因

 アトピー性皮膚炎を発症する人の多くは、生活環境の中のダニや特定の食物がアレルゲンとなります。それらのアレルゲンに対してIgE抗体が作られ、過剰な免疫機能が働くことでアレルギー反応を起こします。

アトピー性皮膚炎の原因

 家族の中にアレルギーを持つ人がいる場合、アトピー性皮膚炎になることが多く、他のアレルギー疾患の併発も多くみられます。

 乳幼児の場合、食物が原因となることが多く、タマゴ、牛乳、小麦などがアレルゲンとなります。消化機能の発達が充分でない乳幼児は、これらアレルゲンとなる可能性のある食物の摂取は、離乳食後期になるまで待つようにしましょう。

 また、ペットの毛やフケ、カビなどもアレルゲンとなります。皮膚のバリア機能の低下で、冬季の乾燥や暑い時期の発汗、さらに衣服の繊維などが刺激になり、皮膚の炎症を引き起こしてしまいます。バリア機能が低下すると水分が蒸発していくため、アレルゲンとなる物質が体内に侵入しやすくなりアレルギー反応を起こしやすくなります。かゆみに対しても敏感になり、掻いてさらにバリア機能が悪化するという悪循環を招きます。

アトピー性皮膚炎を改善させるための対策

 アトピー性皮膚炎は、日頃のセルフケアと薬で症状を改善させることが可能です。

入浴とスキンケア

 炎症を抑えるために家庭でできるセルフケアは、皮膚を清潔に保ち保湿することです。それには、まず入浴やシャワーで一日の汗や汚れを落とします。できるなら、1日に2回の入浴・シャワーをおすすめします。夏の時期や運動して汗をかいた後には、その回数を増やしてください。入浴・シャワーの後は、皮膚の脂分が流されるので乾燥しやすくなっています。肌に水分が残っているうちに保湿薬を塗布しましょう。乾燥させたままだと、症状が悪化しかねません。

 乳児の場合は、口の周りや首など、清潔で柔らかなガーゼやウェットティッシュなどでまめに拭き、清潔を保つようにしましょう。肌をしっとり保つため保湿薬を忘れないようにしてください。

薬による治療

 アトピー性皮膚炎の治療には、炎症を抑える外用薬を使います。医師の指導のもとで、正しく使いましょう。主に「ステロイド外用薬」や「タクロリムス外用薬」などになります。

 効き目の強さによって5段階に分かれている「ステロイド外用薬」は、症状の強さや患部に合わせて処方されます。医師に相談しながら薬を適切に使えば、「皮膚が黒くなる」などという副作用の心配はありません。最初はしっかり薬を塗布し、少しずつゆっくりと減らすようにコントロールしていきましょう。薬の回数や使い方などを医師の指導のもと使うことで、アトピー性皮膚炎を改善させることが可能になります。

アレルゲンをつきとめる

 アトピー性皮膚炎のアレルゲン(原因物質)は、人によりさまざまです。年齢や体質によっても違ってきます。医師と相談しながら、アレルゲンをつきとめ、生活の中でそれらを避けるようにすることで、アトピー性皮膚炎の発症を抑えることができます。

 アレルゲンが何かわかったら、日常生活の中で、原因物質を除去するよう努めましょう。例えば、食物アレルギーなら、原因となる食品を避けるようにします。乳児期から2歳児のアトピー性皮膚炎の原因は、食物アレルギーが圧倒的に多くなります。ただし、栄養バランスは成長に重要な役目をもつので、きちんと栄養指導を受けましょう。

 また、ダニやハウスダストがアレルゲンの場合は、日常の掃除をきちんと行い、ダニやホコリ、カビなどを増やさない工夫をしてください。また、汗や細菌なども原因となることがあります。

清潔と保湿が肝心

 アトピー性皮膚炎は、皮膚を清潔にして保湿を心がけることで、症状が軽い場合、かなり改善することができます。薬の使用には、医師の指導のもとできちんと使うことで、皮膚が黒くなったなどという心配がなくなるので、医師と相談しながら使用しましょう。

ママモルがオススメするCHILDLIFE製サプリメント


ページの
先頭に戻る