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衝撃な現実:米国の子供達が摂取しているステロイド、成長ホルモン、抗生物質

文:SafBaby 編集者:aesmai

有機消費者協会のライアン・ジンへのインタビューから、家族が日常的に食べている肉や乳製品に何が添加されているのか、知っておくべきことを質問形式でお伝えします。

このインタビューでは、食肉や魚を購入する場合、割高でも有機のものを購入した方が良い理由を示しています。

ライアンが言うように、意識の高い親や市民は、法律や慣習を変えるために賢い買い物をすると同時に、政治に働きかける必要があります。

有機認証された食品に含まれないもの…

  • 合成殺虫剤
  • 合成成長ホルモン
  • ステロイド
  • 抗生物質
  • 遺伝子組み換え作物
  • 有機畜産物には植物性の飼料を与えます(従来型の家畜には、動物性油脂や粗飼料を与えるのが一般的です。)
Safbaby:ステロイド、成長ホルモン、抗生物質の違いは何ですか?これらは牛だけでなく、鶏、七面鳥、魚等にも使われていますか?また牛乳の生産にも使われますか?

ライアン・ジン(有機消費者協会):合成ステロイド及び成長ホルモンは、発育を促進し、牛乳の生産量を増やします。非治療的な抗生物質は、通常2つの目的のために食肉や乳製品の製造に使用されます。抗生物質も幾つかの使用目的があり、家畜の成長を促進させます。 また、飼育場の家畜は非常に不衛生な状態で閉じ込められており、恒常的に病原菌や他の病気の動物と接しているため、予防対策として定期的に抗生物質を投与されています。 しかし、畜産における抗生物質の日常的な利用は、抗生物質に対する多くの耐性菌を生み出しています。最終的に抗生物質は、飼育場の家畜の糞尿で作られた堆肥から検出されています。

有機畜産物や魚は飼料添加物を含まないと思いますが。

米国農務省(USDA)は、有害な化学物質や農薬、抗生物質等が有機農産物の生育・成長過程で入り込まないようにする、有機の生産工程を検討しています。しかし一般的には、最終生産物まで検査したものは多くありません。 これは私達の環境が非常に汚染されている為、例えば一部の有機農産物で、水道水の汚染に由来する微量な残留農薬を含んでしまう場合があります。

とはいえ、認証された有機食品には、合成殺虫剤、合成成長ホルモン、ステロイド、抗生物質、遺伝子組み換え作物は入っていません。また、有機畜産物は植物性飼料が給餌されます(多くの家畜には、動物性油脂や粗飼料が一般的に与えられています)。

欧州連合(EU)は、成長ホルモンが投与された米国産の食肉や乳製品の輸入を禁止しているのは本当ですか?

禁止しています。EU 、日本、韓国等の国々は、米国の緩い規制に対し、狂牛病の疑いのあるものについても輸入を禁止しています。

有機の乳牛や畜牛は牧草のみ給餌されるのですか?

有機牛は一年の約半分を牧草地で過ごします。冬や雨期の間は、有機認証された飼料(アルファルファ(マメ科の牧草)やロール状の刈草、時折有機ジャガイモや大豆)を与えます。

有機の牛肉、鶏肉、乳牛は、有機や無農薬の飼料のみ与えられるのですか?

一般的にそうです。全米オーガニック認証基準は、商業的に可能な場合、有機生産者や牧場主等に対し、有機認証された牧草や飼料を使用するよう示した“商業的供給”条項を定めています。

しかし、自然災害(作物が全滅するようなハリケーン等)が発生した場合、生産者や牧場主は適用除外を申請することができます。

動物にステロイドやホルモン等が与えられている場合、それらが私達の体に吸収さている証拠はあるのですか?また人間(特に子供)の健康に悪い十分な証拠がまだ立証されていないとしても、何故消費者を保護するための法律がないのでしょうか?

産業的な農業からの流入物が、人体や動物に与える悪影響について多くの証拠があります。しかし、農務省と米国連邦議会は、公共の利益よりも経済利益を優先する傾向があります。毎年、農薬会社、食肉生産者、バイオテクノロジー企業、食品加工業者は、特に主要な決定権を持つ者へのロビー活動に数百万ドルを費やしています。

そのため、懸念を持つ親や市民は、安全な食糧供給を守るために賢い買い物をすると同時に、政治に働きかける必要があります。

有機認証は家畜への人道的な扱いも補償するのですか?それとも成長ホルモンや抗生物質等を使用しない食肉を意味するのでしょうか?

全米オーガニック認証基準は、一般に有機的に飼育された動物は人道的に扱われる可能性が高いとしています。しかし一部の作業で、有機認証された飼養場や畜産場として経営出来る抜け道があったのです。この複数の酪農作業の範囲が、消費者問題局(OCA)によって公表されました。我々は、この抜け道を封じるために取り組んでいます。

食肉加工施設で、有機ではない食肉に有害な食品添加物が使用されているのですか?有機の食肉ではどうなのですか?

慣行的に行われている最も危険な添加物は、保存性を高め、発色(赤色)で見栄えを良くするために牛肉に添加されている、一酸化炭素だと思います。

有機認証は、特定の取り扱い、及び処理方法を定めています。結果として、認証された洗浄方法は、一般的に市場で最も有害性が低く、場合によってはハーブをベースにしています。

有機農場の監査はどのようにしているのですか?

農場訪問や、必要に応じてサンプル採取、農家や農場主の事務処理の監査に責務を持つ、約50の第三者有機認定機関が行っています。更に有機生産者は、従来の食品安全規制を満たす必要があります。

子供や授乳中の母親が有機の食肉や乳製品のみ食べるべき理由は何ですか?私達が食事を通じて摂取しているステロイド、成長ホルモン、抗生物質の副作用にはどのようなものがありますか?

この質問には2つの重要な側面があります。第一に、子供や授乳中の母親は、健康に悪影響があるため一般の食品を避けた方が良いでしょう。第二に、有機認証された食品は、明らかに高い栄養価があり、より多くの抗酸化物質等が含まれます。オーガニックセンターでは、有機食品の健康上の利点を詳しく調べた査読付き論文を収集している、最大規模の情報センターを所有しています。

幼い子供を持つ親が知っておくべき事は他にありますか?

有機食品は高価なことが多いですが、優れた栄養価があり、有害物質を回避出来るため、コストに見合う価値がある事です。

ライアンのとても参考になるインタビューに感謝します。

ミッション オーガニック2010 – 有機農産物をもっと食べよう

“ミッション オーガニック2010”の使命は、有機食品の消費を拡大することです(消費量を10%増やす公約を掲げています)。このミッションへの参加の詳細は、MO2010.orgをご覧下さい。

ミッションオーガニック2010の目標

2010年までに全米の有機食品の売上げを10%伸ばすために、あなたに出来る事

・9800万人の米国人が毎日使用する飲料水から農薬を除去します。

・抗生物質や遺伝子組み換えされた成長ホルモンを使わずに飼育された牛乳を2000万人に供給する。

・成長ホルモン、遺伝子組み換え薬品や飼料、家畜への抗生物質(年間250万ポンド)の使用をなくす(人間の感染症を治療するためにこの2倍以上の抗生物質が使用されている)。

・9億1500万頭の動物が、より人道的に扱われることを保証する。

・650億ポンドの炭素を土壌中に追加貯蔵することで、気候変動への対策を行う(道路以外で年間平均12,000マイル走る車200万台分に相当)。

・一年間に輸入される石油29億バレル分を削減します(8レーンあるオリンピック水泳競技場、406,000個分に相当)

2010年までに米国の有機食品の売上を10%伸ばすことで、私達の健康を改善する事ができます。

・注意欠陥・多動性障害(ADHD)や自閉症も含むと想定される、子供の神経発達障害の発生率を下げる。子供の異常な神経発達は、農薬や化学物質に汚染された食品を、出生前及び幼少期に摂取することで引き起こされたり、悪化させると考えられます。

・早産の数を減らします。現在、米国では早産が増えており、8人に1人の割合でみられます。早産は赤ちゃんの発育異常や死亡の原因となる場合があります。学齢期の子供も対象としたワシントン大学の研究結果に基づき、発達上の神経に有害である事が知られている殺虫剤の、食事からの摂取を排除します。また、勃起不全や性的衝動の損失に苦しむ患者数を減らし、エストロゲンに関連する健康上の問題を減らすために、性ホルモンへの悪影響を減らします。

EARTH CHILD アースチャイルド


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