ママモル

子供の健康を守る米国のサイト『Safbaby』が運営するウェブマガジン

どうして赤ちゃんと子供にはGMOに一番影響されるのでしょうか?

文:SafBabyのゲストエキスパート、

私達は赤ちゃんとGMOで実験をしているのでしょうか? 多くのことを学ぶほど、SAFbaby はその答えが、悲しいことに、イエスであると感じています。

GMOが潜んでいる場所を知れば、あなたはきっと驚くことでしょう。また、この記事を読んだ後、あなたは乳児や幼児がアレルギー/抗生物質への抗体を発達させている理由や、彼らの生殖機能の発育にネガティブな影響を与えているものを理解できるでしょうし、同じ製品を二度と購入しないはずです!

遺伝子組み換え作物(GMO)は赤ちゃんの健康や将来を脅かす存在です。この2部構成の記事のパート1(GMOの真実)で、私達はGMOの大まかな実態や、それが存在する理由について説明しました。もしパート1を見逃したのなら、そちらからお読みになることをお勧めします。

このパート2では、乳児や幼児に関することをより具体的に語り、ご両親達に安全な代替策をご紹介します。私達は食事からGMOを排除するために必要となる、適切な行動を取ることを両親達に促していますし、この記事は、あなたが抱くあらゆる質問にもお答えしています。

乳児と幼児がGMOからの影響を受けやすい理由について尋ねた、私達からのインタビューに、遺伝子組み換え作物(GMO)の健康危害に関する主要な代弁者で、「Genetic Roulette: The Documented Health Risks of Genetically Engineered Foods(遺伝子ルーレット:遺伝子組み換え食品の確認された健康リスク)」の著者でもあるジェフリー・スミス氏が引き続き回答しています。

幼児はアレルギーになりやすい

august-2040 幼児は大人の3~4倍アレルギーになりやすく、彼らが食物アレルギーから死に至るリスクも最も高くなっています。また、2歳以下の乳児にアレルギー反応が最も起こりやすく、特に食事によって侵入した新たなアレルギー物質がその原因となります。ごく微量のアレルギー物質でさえも時折反応を引き起こします。

EPAによると、この過敏性の理由の1つは、未発達の消化管や浸透性のある上皮被膜が、発達した消化管の完全なバリアよりも多くの高分子を運搬し、免疫システムに到達させてしまう点です。また、(アレルギーを防ぐには)免疫システムも十分に発達していなければなりません。これら2つのシステムの機能は、3~5歳までに最適な状態に達すると考えられています。

 “ 幼児は、遺伝子的に操作されたかもしれない製品を数多く消費しています。大人と比較して、彼らの食事には高い割合でトウモロコシが含まれており、アレルギーを持つ子供はタンパク源として、しばしばトウモロコシに依存しています。”

カナダ王立協会によると、「ベビーフードを含む、主食や食品添加物としての、GM(遺伝子組み換え)食品の広範な利用は、影響を受けやすい乳児の身体にそれらの新種のタンパク質が、直接的にか母乳を介して、早期に侵入する事態を招くかもしれません。」

一方、英国王立協会は「特に乳児のような高いリスクを被る集団向けに、市販後調査(PMS)が、アレルギーに対する全般的な安全戦略の一部として行われるべきである」と提案していますが、「そのような調査がGM食品に対して実行可能かどうか」は定かではない、とも認めています。

 “ FDAはGMOへの安全評価を一切要求していません。代わりに、化学製品の有害な影響を隠していることで有罪となったバイオテクノロジー企業が、GM食品の安全性を決める役目を担っています。”

子供は大人よりも、はるかに少ない量の毒素に反応する場合があります。ホルモンや内分泌かく乱物質と接触することも、通常の発達に深刻な影響を与えるかもしれません。また、rbGH を与えられた乳牛内の過剰な抗生物質や、抗生物質に耐性を持ったGM食品内の遺伝子が原因で、もし抗生物質の効果が失われたら、感染症になりやすい子供達は大きな影響を被るかもしれません。

子供達はGMOにさらされている

幼児は、遺伝子的に操作されたかもしれない製品を数多く消費しています。大人と比較して、彼らの食事には高い割合でトウモロコシが含まれており、アレルギーを持つ子供はタンパク源として、しばしばトウモロコシに依存しています。

 “ FDAの科学者達は、GMOには、アレルギー・毒素・新たな疾患・栄養学的問題などの、予測不可能で防ぎがたい副作用を引き起こす可能性があると警告しました。彼らは長期的な安全性研究の実施を促しましたが、その声は無視されたのです。”

milk2 ベビーパウダーの代わりとして、コーンスターチを子供の肌に使用しているお母さん達は、危険物質を吸引するリスクに子供達をさらしています。時折、乳児は大豆由来のミルクを摂取していますが、王室協会は以下のように記しています;「特に幼児用ミルクは、”外部からの影響を受けやすい子供達によって、唯一の食物として長期間消費”されており、”最も徹底的に調査を行われるべき” 製品である」。起こり得る副作用には、大豆内のエストロゲン擬似物質の変化が含まれ、これは生殖機能に影響を与える可能性があります。

子供達は体の大きさとは裏腹に、大量の牛乳を消費しています。米国や他の地域において、乳製品は遺伝子組み換えウシ成長ホルモン(rbGH)を投与された乳牛から生成されているかもしれません。この牛乳は、多量のホルモンと抗生物質や、成分調整された栄養分を含んでいます。

ロイヤルソサイエティー・オブ・メディスン誌に発表された、rbGHの影響に関する審議文書によると、乳児は、推奨量の12.5倍の IGF-1(インスリン様成長因子1)を摂取するリスクにさらされています。IGF-1はインスリンに似た分子構造を持つ、ポリペプチドタンパク質のホルモンで、子供の発育に重要な役割を果たしており、大人に対しても同化効果をもたらします。

ガン防止連合の代表で、rbGH の影響に関するエキスパートである、サミュエル・エプステイン氏は、「乳児と幼児が発ガン性の製品や化学物質からの影響を受けやすいことを考慮すると、IGF-1を多量に摂取するリスクは、彼らにとって特に気掛かりな問題となる」と述べます。

 “ 産業界からの出資を受けた研究は、結果を隠すために、より敏感な幼い動物の代わりに、成長した動物をしばしば使用しています。”

加えて、彼は以下のようにも示唆しています;(IGH-1との)定期的な接触は「乳児の早期成長や、幼児の女性化乳房 [男性の胸部の異常な発達] 」を促進するかもしれません。

GMOに関する安全性評価は子供を無視している

cornflakes-197x300 FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機構)の、GM食物に関するタスクフォースは以下のように述べます;「乳児と幼児のような特定の集団の、特別な生理的特性や代謝性要求に注意が向けられるべきである」。

しかし、現実的には、GMに関する安全性評価は彼らを無視しており、実際、産業界からの出資を受けた研究は、結果を隠すために、より敏感な幼い動物の代わりに、成長した動物をしばしば使用しています。

 生物学者デビッド・シューベルト曰く、“幼児は毒素や他の食物の問題からの悪影響を最も受けやすいため、もしGM食物が適切にテストされることなく、彼らに与えられるのなら、彼らは実験用の動物になります。もし問題が存在するとしても、私達はそれを把握できないでしょう。なぜなら、その原因は追跡可能なものではなく、病気の多くは非常に長い年月をかけて発達するからです。”

GM食品はどのように規制されているのか?

1992年、アメリカ食品医療品局は「GM食品が従来の食物と大きく異なることを示した情報はなく、よって、それらの摂取は安全である」との主張を行いました。しかし、裁判で明らかとなった内部メモによると、彼らの主張は、GMOを推進するようにホワイトハウスから命じられた政治任用官によって、仕向けられたものだったのです。

一方、FDAの科学者達は、GMOには、アレルギー・毒素・新たな疾患・栄養学的問題などの、予測不可能で防ぎがたい副作用を引き起こす可能性があると警告しました。彼らは長期的な安全性研究の実施を促しましたが、その声は無視されたのです。

FDAはGMOに対する安全性評価を一切要求していません。代わりに、化学製品の有害な影響を隠していることで有罪となったバイオテクノロジー企業が、GM食品の安全性を決める役目を担っています。(この政策の作成を担当したFDA職員は、モンサントの前の弁護士で、のちに同企業の副社長となったマイケル・テイラーでした。モンサントは世界第2位のGMO生産企業です。)

これらのバイオテク企業はFDAとの自主的な審議プロセスに協力してはいますが、それらは意味のない活動です。彼らが提出する表面的な研究内容の要約文は、GMOの健康リスクの大半を特定できません。

一方、EPAは、自ら殺虫剤を生成する植物の一部を規制していますが、彼らの見せかけだけの取り締まりは一般市民を保護してはいません。USDAが農作物の品質や、現地での試験を担当しています。

調査済みのGMOの危険性

それら安全性テストは実施されましたか?

51n6bvlnefl_sl210_ 私の書籍「Genetic Roulette: The Documented Health Risks of Genetically Engineered Foods(遺伝子ルーレット:遺伝子組み換え食品の確認された健康リスク)」のなかで、私達はGM食品の65種類のリスクを特定しています。現在の安全性評価は潜在的な問題の大半を特定できず、産業界が出資した研究は、それらの発見を避けるために綿密に計画されています。

乳児や幼児が食べる食品のなかで、最も遺伝子を組み替えられているものはどれですか?(それらの食品の完全なリストはありますか?)

大豆やトウモロコシと、それらに由来する加工品、そして、遺伝子組み換えウシ成長ホルモンを投与された乳牛からのミルクです。

GMOを排除するために取るべき、安全な代替策

GMO食品を避けるための、買い物や外食時の秘訣を両親達に教えてください。

秘訣1:オーガニック食品を購入する
秘訣2:「遺伝子組み換えでない」の表示を見つける
秘訣3:危険性の高い成分を避ける

4つの主なGM作物は:
・大豆
・トウモロコシ
・綿実
・キャノーラ

3つのマイナーなGM作物は:
・ハワイアンパパイヤ
・ごく一部のズッキーニ
・ごく一部のイエロークルークネックスカッシュ

遺伝子組み換え作物(GMO)を含む可能性のある製品

294
(ノン GMO・ショッピングガイド からの抜粋)
picture-1-300x121

  • 数100万種の加工食品に使用されている、大豆粉・レシチン・プロテイン・アイソレート・イソフラボン。
  • 間もなくGMのテンサイ (砂糖大根) が食品界に参入します。GMテンサイを避けるために、甘蔗糖・濃縮サトウキビ汁・有機栽培の砂糖のみから作られた、GMOを含まないオーガニックの甘味料、お菓子、チョコレート製品を探してください。
  • ハワイアンパパイヤの半分がGMです!
  • 種なしスイカのような目新しい製品は、遺伝子組み換えではありません。
  • ベビーフードと乳児用ミルクには、rbHG を投与された乳牛からのミルクや大豆がしばしば含まれています。さらに、多くのブランドがGMO由来のコーンシロップ、固形コーンシロップ、大豆レシチンを添加しています。
  • シリアルや朝食用のバーは大抵トウモロコシと大豆製品から作られているため、それらには高い確率でGMO成分が含まれています。
  • 冷凍食品、スナック、缶入りスープ、ソース、ドレッシングの多くは高度に加工されており、しばしばGMO成分を含んでいます。
  • お菓子、チョコレート、甘味料の多くがGMOに由来している可能性があります。大豆レシチン入りチョコレートや、お菓子内のコーンシロップにご注意ください!
  • 甘味料アスパルテームは、(ソフトドリンク、ガム、キャンディー、ヨーグルト、ビタミンなどの)600種以上の製品内に発見されるGMの微生物に由来しています。
  • 幸いなことに、非GMのポップコーンも販売されています!

両親達はどんな行動を取れるのでしょう?

インスティチュート・オブ・リスポンシブルテクノロジーは、国内中の食物供給システムからGMOを廃絶するための大規模なキャンペーンを企画しています。GMOを排除するために、自然食品業界・食品製造業者・配給業者・ヘルスケア専門家・宗教集団・学校が、歴史上初めて集結しています。

GM成分を避ける十分な人数のアメリカの消費者達が、主要な食品業界に対して、それらの使用を止めるように圧力をかける「転換点」に、業界全域でのGMOへの拒絶が実現すると、私達は信じています。ヨーロッパは1999年の4月に、たった1週間以内でこの転換点に達しました。そこで、ほぼ全ての主要製造業者達が、ヨーロッパのブランド内でGM成分の使用を止めることを公に約束したのです。

images rbGHに伴う危険性を消費者に教え、rbGHを含まないブランドをいつでも利用可能な状態にすることで、遺伝子組み換えウシ成長ホルモン(rbGH または rbST)に対する消費者の大規模な拒絶が生じました。この件に関する消費者の不安が転換点に到達したため、過去2年以内で、ウォールマート・スターバックス・クローガーや、乳製品の主要取扱企業100社のうちの約40社が、rbGH製品を店頭から排除しました。rbGHが完全に姿を消すのは時間の問題です。

消費者全般が情報に基づく選択をより入念に行えば、食品業界は反応を示します。消費者達による次の大きな変動は、アメリカ国内の食品に残ったGMOを完全に拒絶することでしょう。GMOは消費者に何のメリットも与えませんから、GMブランドを意識的に避ける少数の消費者達でさえも、大手の食品企業に影響を与えて、それらを置き換えさせることができます。

それは消費者全体のたった5%(1500万人のアメリカ市民)で十分過ぎるくらいだと私達は考えます。数百万人がGMOに基づいてブランドを選択し始めれば、食品業界全てが反応を示すようになるのは単に時間の問題です。

両親達は転換点の促進において、極めて重要な役割を果たせます。

51nw67qhd0l_sl500_aa240_

  • ステップ1:GMOを避けるための動機を常に得られるように、それらの健康リスクを十分に理解する。
  • ステップ2:買い物時にはラベル表記をチェックし、利用中のブランドを、より健康的な非GMOの食品に変更する。同様に、レストランではGMO食品を避けるように最善を尽くす。
  • ステップ3:安全なショッピングリストを互いに協力しながら作成できるように、情報を他の両親達と共有する。

ジェフリー・スミス氏は、あらゆる国々の世界的指導者達に助言し、GMOを規制するデラウェア州の法律に影響を与えてきました。また、自然食品産業からGMOを排除するための、産業界と消費者の革新的な取り組み「米国食生活の健全化キャンペーン」を支援するべく、リーダー達を団結させた人物でもあります。

評判高いキーノートスピーカーでもある彼は、25か国で講義を行い、世界中の政府要人や多くのメディアに取り上げられてきました。それらには、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、BBCワールドサービス、ネイチャー、インディペンデント、デイリーテレグラフ、ニューサイエンティスト、タイムズ(ロンドン)、アソシエーティッドプレス、ロイターニュースサービス、LAタイムズ、タイムズマガジン、ジェネリックエンジニアリングニュースが含まれます。

「インスティチュート・フォー・リスポンシブル・テクノロジー(責任あるテクノロジーのための協会)」は、アメリカのGMO廃絶推進コミュニティーの指導者達が集う、主なミーティングの場所として機能しています。2003年の創設以来、同協会は革新的研究に資金援助し、GMOの廃絶・安全性・テストを支援する公共政策のために尽力し、あらゆる年齢層のスタッフ・役員・消費者達が彼らの健康管理を改善できるように、かつてない程のリソースを作成しています。

EARTH CHILD アースチャイルド


ページの
先頭に戻る