ママモル

子供の健康を守る米国のサイト『Safbaby』が運営するウェブマガジン

環境アレルギー:見落されている治療法

 お子さんのアレルギーの治療法を見つけたいと願っていますか?

 それは、あなただけではありません。実際、くしゃみ・喘鳴・うっ血・咳・涙目・鼻水・疲労感・神経過敏などの症状を伴う環境アレルギーで苦しむ子供達の数は、世界中でかつてないほどに増加しています。

 両親として、アレルギーは原因の究明に伴う苛立ちや症状との日々の戦いであり、解決策を求める継続的な旅でもあります。

 しかし、アレルギー反応を引き起こす物質や、免疫システムが関与する様子を理解すれば、あなたは季節ごとに訪れるアレルギーのサイクルを永遠にストップする方法を発見できるかもしれません。

環境アレルギーとは?

 環境アレルギーとは、花粉・カビ・汚染物質・化学薬品などの物質へのリアクションです。空気中の花粉は、季節的なアレルギーの最も一般的な原因であり、これは「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」という名前でも知られています。アレルギーは、気道・目・肌・消化管に影響を与える可能性があり、喘息を引き起こす場合もあります。

なぜ多くの子供がアレルギーを発症しているのか?

 アレルギーの発症率はすべての工業先進国で増加しており、長年、科学者達は大気汚染と気候変動が主な要因であると考えています。

 暖かい冬は花粉の量を増加させ、アレルギー・シーズンの到来を早め、それをより長く継続させます。

 「花粉との接触期間が延びるため、これはアレルギー患者の苦労が増えることを意味します」「このような要因のすべてが組み合わさって、非常に悲惨なアレルギー・シーズンが生まれます」と、自然資源防衛協議会(NRDC)の公共衛生科学者 ミリアム・ロトキンエルマン(Miriam Rotkin-Ellman)は述べます。

 加えて、科学者達の発見によると、特に二酸化窒素やオゾンのような、排気ガス関連の大気汚染物質は、空気中のアレルギー誘発物質の化学変化を引き起こし、それらの威力を高めます!

 「この国の多くの人々が喘息を抱えていることや、喘息患者の割合が増加していることを考慮すると、このシナジー効果は非常に気掛かりな問題です」「オゾンと花粉は非常に危険な組み合わせであり、これはより深刻なアレルギー反応や、通院患者数の増加につながるでしょう」と ロトキンエルマンは語ります。

 米国喘息アレルギー協会 (Asthma and Allergy Foundation of America) からの以下のグラフの通り、花粉のレベルは、少なくとも過去20年間を通して、二酸化炭素の増加と共に 毎年深刻化しています:

米国喘息アレルギー協会

米国喘息アレルギー協会

花粉との接触を低減

 体内への花粉の侵入をブロックする方法を発見するために、数十億ドルの資金が費やされています。

 これは特に日本に当てはまります。この国の花粉のレベルは、スギやヒノキに由来しており、それらは一定時期にすべての花粉を放出します。アレルギー症状の場合、これまで医師達は主に10代の患者を治療してきましたが、今や、彼らは花粉症の症状を抱えた5歳の子供も診察しています。

 マスクはあらゆる場所で発見され、ファッション性さえも備えるようになりました。また、汚染物質と花粉が増加するなか、マスクはPM2.5(2.5マイクロメーター以下の粒子)を遮断する特別なフィルターで作られてもいます。加えて、目を覆うゴーグルや、フィルター型の鼻栓、ネックレスのような携帯用エア・フィルターも販売されています。

クリエイティブ・コモンズ:Matthew Kenwrick, 2009 出典:Flickr

クリエイティブ・コモンズ:Matthew Kenwrick, 2009 出典:Flickr

アレルギーテストは役立つのか?

 標準的な従来の医療診断は、血液サンプルによるアレルゲンテストか、アレルギー誘発物質の注射による皮膚テストで行われます。1度に40種類もの異なる物質を検査できます。

 診断を受けることは、問題を完全に解決するための、最後から2番目のステップだと見なされています;症状を引き起こすものを「特定」したら、それを「回避」すればよいのです。しかし、環境アレルギーに最も関連深い、花粉・動物のフケ・ホコリ・草を避けることは不可能であるため、「回避」は選択可能なオプションではないかもしれません。

 アレルギー専門医で「Beating Asthma: 7 Simple Principles (喘息に打ち勝つ:7つのシンプルな原則)」の著者でもある スティーブン・アパリスキー(Stephen Apaliski)は「これらの物質を避けられる場所は、ほぼありません」と述べます。彼によると、過去の医師達はアレルギー患者に乾燥した地域への移住を薦めていましたが、それらの地域さえも、ますます花粉で満ちつつあります。

 代わりに、診断を「追加情報」と見なしてください;それは、あなたが疑っていた他の物質を除外しますし、対処すべきものを知ることは、安心感をもたらします。

 明確なのは、アレルギーは増加傾向にあり、多くの子供達が慢性化しつつある症状を経験しているという点です。一部の子供の場合、アレルギー反応は肺や気道にも影響を与えて、「アレルギー性喘息」や「アレルギー誘発性喘息」と呼ばれる喘息の症状を招く場合があります。

 気候の変化と花粉量の増加は、シーズンを長引かせて、花粉の威力を高めることで、アレルギーを一層普及させる環境を生み出しています。

 アレルギー誘発物質の回避は賢明なチョイスですが、環境要因があらゆる場所で増加中である点を考慮すると、それは常に実行可能なことではないかもしれません。この記事の中で、あなたはアレルギーに対処するための、長期的で根本的な解決策を発見します。

なぜ一部の子供だけにアレルギーが発症するのか?

 環境アレルギーは「免疫システムが適切に機能していないサインです …免疫システムは、何の問題もない物質に異常に反応しています。それは、友人と敵の区別がつかずに、出会った人物を全員攻撃する盲目の人物のように振る舞います。」Dr. モーリー・クラークの書籍「Natural Baby-Healthy Child(自然な赤ちゃん – 健康な子供)」より。

 下の図は、このプロセスを示しています:

image3

アレルギー症状の治療として、子供に薬を与えるべき?

 従来の治療は、経口抗ヒスタミン剤・鼻炎薬・ステロイドスプレー・アレルギー注射の継続的な使用によって免疫システムを抑制することで、症状を緩和します。しかし、時間の経過と共に、これらの薬剤は 直接的にか間接的に免疫システムを抑圧し、それらを衰弱させます。

 「免疫システムの抑制は、症状緩和のためにすべき事とは真逆の行為です」
– SafBaby ヘルスエキスパート Dr. モーリー・クラーク

回避が無理な場合は、何をすべき?

 アレルギーに苦しむ子供に対処するのは、非常に困難な場合があります。さらに、アレルギーの原因を回避/除去することは不可能かもしれません。別の解決策は存在するのでしょうか? はい、あります!

アレルギーの治療法を発見

 数100万人もの子供がアレルギーに苦しむなか、対処されていないものは問題の発生源であり、それは子供達の免疫システムの強さと機能です。

 私達は SafBaby のヘルスケアエキスパート Dr. モーリー・クラーク(自然療法医、同種療法医、認定鍼灸師)から、追求すべきホリスティックな治療法に関するアドバイスを得ました。

整骨療法

この治療法は、脳脊髄液の流れやリンパ系と神経系を改善・促進することで、子供の免疫システムの機能の向上に貢献します。

食事療法

食物への過敏性やアレルギーは、子供の環境アレルギーへの感受度を高める要因の1つかもしれません。食物アレルギーやグルテンへの過敏度をテストし、血液のタイプに合った食べ物を子供に与えてください。

ハープ療法

抗炎症性と抗酸化性や、免疫機能を整える性質により、以下のハープを活用することができます:
アムラ:1日 500mg
エルダーベリー:1日 500mg
ラーチ・アラビノガラクタン:1日 小さじ1杯

栄養サプリメント

免疫システムの調整に役立つ以下の栄養素で、食事を補強してください。抗炎症性・抗酸化性・免疫調整機能を提供する主な栄養素は:
クェルセチン:250~500 mg 1日3回

さらに、基本的な免疫機能を強化・調整するために、あなたのお子さんは以下のサプリメントも摂取すべきです:
プロバイオティクス:1日 小さじ1/3杯
コロストラム:1日 小さじ1/2~1杯
コットリバー・オイル(肝油): 1日 小さじ1杯
ビタミン C:250~500 mg 1日2回

鼻孔の洗浄

ネティ・ポットを利用して鼻孔を洗浄することは役立つ方法ですし、これは、症状を緩和する自然な解決策として広く推奨されています。

 子供が抱える症状に対処するための一般的なアプローチは、誘発物質を避けることか、薬で緩和することです …しかし、それらは一時的な解決策です。根本的な原因に取り組み、免疫システムを強化することで、あなたは環境に耐えるためのお子さんの能力を高めることができます。これは、健康上の問題を招くかもしれない短期的な治療法よりも、はるかに多くの利益を伴う、長期的で徹底した解決策です。

追加のリソース

世界アレルギー週間 2016年 4月4日~10日
Allergenic Pollen: A Review of the Production, Release, Distribution and Health Impacts(アレルギー性花粉:生成・放出・拡散 & 健康への影響の再調査)
これはアレルギー性花粉の全側面(生成、大気中への拡散、健康への影響や、それらの現象を監視・予測する方法)を要約した、初めての書籍です。この本は、ヨーロッパの一流の科学者から成るグループが、4年間かけて行った調査の結果に基づいています。

EARTH CHILD アースチャイルド


ページの
先頭に戻る