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普段口にするものが、子供が自閉症になるリスクを高めているかもしれないという事実

strawberries カリフォルニア大学デービス校医療センターによる最新の膨大な調査によると、12月から3月の間に受胎した子供は、4月から11月の間に受胎した子供よりも自閉症を発症する可能性が大きいことが分かりました。これは、カリフォルニアで出生した胎児から6歳までの子供、660万人に対して行われた調査です。

 研究者たちはこの研究を“今後の研究における出発点となる” と述べました。

 自閉症の増加における潜在的要因の一つ(最大16%)に農薬が挙げられました。

 一般的に農業で使用されているものや、家庭菜園で害虫を抑えるために使用されている農薬が疑わしいとしています。

子宮内での農薬暴露が自閉症と関係する可能性がある

 合成殺虫剤は研究室で作られており、そのほとんどが石油から生成された活性成分を持ち、塩素やリン、窒素、臭素といった複合化学元素を含有しています。

 その活性成分は害虫を殺すために作られたものです。また、殺虫剤は殺虫成分をより効果的なものにするために不活性成分も含有しています。

 多くの化学物質は胎盤を通り抜け、子宮内で成長する胎児に影響を与える可能性があることは周知の事実です。

 胎児の臓器や機能が形成されている時に、子宮内で化学物質への暴露があれば、タイミングによりますが重篤なダメージを起こしかねないでしょう。

 妊娠中は化学物質を減らすこと、例えばオーガニックの利用、主にオーガニッの食事といったことが、成長している重要な時期の胎児を守ることにつながるでしょう。

 子供は生まれた後も神経機能、生殖器官などの全ての機能が、農薬が及ぼす影響には弱いのです。子供は速いスピードで成長しますから、成長過程の重要な時期に特定の化学物質にさらされることは、時に重篤で長期にわたる影響を及ぼすことがあるのです。

 子供たちは十分に成長した大人と比べて、たくさんの食べ物を摂りますから、彼らの小さな体は、実は多くの農薬にさらされているということになるのです。

農薬への暴露を抑える簡単な方法

安全な選択のためにこちらの記事をご覧ください。
農薬の除去と、子供たちに降りかかる悪化する危険

著者情報

ママモル編集部

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