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赤ちゃんの肌が荒れていたらするべきスキンケア

赤ちゃんの肌はいつもツルツル・・・というわけではありません。赤ちゃんの肌もさまざまなトラブルで荒れてしまうことがあるのです。ですが、赤ちゃんの肌は大人の肌の2分の1から3分の1とも言われるほど薄いですので、刺激の強い薬やクリームを塗るのは憚られますよね。赤ちゃんの肌が荒れているときにするべきスキンケアについて探っていきましょう。

まずは余分な皮脂をしっかりと落とそう

赤ちゃんは活発に新陳代謝を行っています。そのため、思っている以上に皮脂が分泌され、しっかりと落とさないとすぐにかゆみや肌荒れの原因になってしまいます。

大人もそうですが、赤ちゃんのスキンケアも汚れをしっかりと落とすことが基本になります。皮膚に付着した余分な皮脂をしっかりと落とすことで、赤ちゃんの肌本来のつややかさが回復するのです。

こすり過ぎはNG!ガーゼで優しくなでる

余分な皮脂を落とすために、強い力は不要です。赤ちゃんの肌は刺激に弱いだけでなく大人の肌よりも薄いですので、こすってしまうと肌そのものに負担をかけてしまい、肌荒れの原因になるだけでなく、傷をつけてしまう可能性もあります。

赤ちゃん用のボディーシャンプーをよく泡立てて身体に乗せ、ガーゼで指の先をくるんで優しくなでていきましょう。首や脇の下、手首のしわ、ひざのうら等、赤ちゃんの肌には皮膚が重なり合っている部分がたくさんあります。皮脂汚れが溜まらないように、毎日、丁寧にガーゼでなでていきましょう。

ぬるいお湯で皮脂汚れと石鹸を落とそう

全身を丁寧にガーゼでなでたら、次はガーゼにキレイなお湯をたっぷりとふくませ、皮脂汚れと石鹸のあわを丁寧に落としていきましょう。直接、赤ちゃんの肌にお湯をかけると、刺激で赤ちゃんがびっくりしてしまうかもしれません。ガーゼを通して優しくキレイなお湯をかけるようにしましょうね。

タオルで押さえるように水気を取る

赤ちゃんの肌は薄いですので、タオルでごしごしと拭いてしまうと、肌荒れが悪化することもあります。大きめのタオルで赤ちゃん全体をくるみ、水気を残さないようにやさしく押さえてあげましょう。

特に肌荒れがひどいときやかさぶた状のものが皮膚にできているときは、普段以上に丁寧に水気を取ってあげましょう。余分な水気が残っていると、かゆみが増し、赤ちゃんが肌荒れ部分やかさぶた部分をひっかいてしまうこともあります。

乾燥しやすい赤ちゃんにはベビーオイルかベビークリームを

生後3か月~4か月になると、生まれたばかりのときと比べて皮脂分泌量が減少していきます。赤ちゃんの体質や肌質にもよりますが、乾燥しやすい赤ちゃんも少なくありません。タオルで水分をしっかりと拭いたら、赤ちゃん専用のベビーオイルやクリームを適量塗って、油分を補給してあげるようにしましょう。

かさつき等の肌荒れには油分補給が必要

肌荒れしているときはオイルやクリームを塗らない方が良いと考えるお母さんやお父さんもいます。ですが、水分と油分のバランスが崩れて肌荒れを引き起こしている可能性もありますので、普段以上にしっかりと塗る方が良いと言えるでしょう。

かさついたような肌荒れのときは、適切に油分を補給することで症状を緩和していくことが可能です。かさぶた状のものができているときやひっかいた様な跡があるときは、クリームを塗ると悪化してしまうことがあります。小児科の医師に見せ、適切な処置をするようにしてくださいね。

お出かけ前の紫外線ケア

赤ちゃんは皮膚が薄いですので、紫外線による影響も大人よりも受けやすくなっています。お出かけ前には、UVカットクリームを塗ったり、顔や身体が隠れる帽子やカーディガンなどを着せたりして、しっかりと紫外線ケアをするようにしてください。

紫外線で乾燥しやすくなっていることも

紫外線を長時間浴びると、肌のバリア機能は低下し、肌に含まれている水分が蒸発して乾燥してしまいやすくなります。そのため、肌がかさついたり荒れてしまったりすることもあるのです。入浴時などに適度に保湿することも肌荒れ対策になりますが、紫外線予防ケアをすることで肌の乾燥を根本的に防ぐこともできるのです。

こまめなケアが大切

赤ちゃん用のUVカットクリームはSPFの値が低いことが多いですので、SPFが高いクリームと比べると、紫外線を防ぐ効果が長続きしません。また、赤ちゃんは汗っかきでもありますから、しっかりとUVカットクリームを塗っても、汗で流れてしまうこともあります。お出かけのときは必ずUVカットクリームを持っていき、できれば1時間~2時間おきに塗り直すようにしてくださいね。

丁寧にクリームを落とす

紫外線の攻撃から赤ちゃんの肌を守ってくれるUVカットクリーム。こまめに塗り直すことで、肌に負担がかかってしまうこともあります。UVカットクリームを塗った日は、普段よりも丁寧に赤ちゃんを洗い、余分な成分が肌の上に残らないようにしてくださいね。

早めのケアで長引かせないで

早めにスキンケアをすることで、湿疹の悪化や長期化を防ぐことができます。湿疹ができやすい赤ちゃんもいますので、毎日皮膚の状態をこまめにチェックして、適切なケアをしてあげましょう。



著者情報

ママモル編集部

子供の健康を守る米国のサイト『Safbaby』が運営するウェブマガジン『ママモル』の編集部です。

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