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子供の健康を守る米国のサイト『Safbaby』が運営するウェブマガジン

乾燥肌の人が気をつけるべき洗顔のポイント。

 洗顔の方法が間違っていると、肌の乾燥が進むことがあります。乾燥肌の人が実践すべき正しい洗顔方法をまとめました。

乾燥肌に最適な洗顔料を選ぶ

 洗顔をする前に、まずは乾燥肌に適した洗顔料を選びましょう。乾燥肌用の洗顔料なら何でもOKというわけではありませんので、次の3つのポイントに注意してください。

ポイント1:保湿タイプの洗顔料を選ぶ

 乾燥肌の人は、とにかく保湿に注意しなくてはいけません。顔に付着した汚れを充分に落とすことは重要なことですが、必要な皮脂まで取り除いてしまうことは、肌にとって適切な処置とは言えません。保湿タイプの洗顔料を使い、肌に適切なうるおいを残すようにしましょう。

しっとりタイプは保湿タイプではない

 “保湿タイプ”の洗顔料と、“しっとりタイプ”の洗顔料は違います。化粧品の中には“しっとりタイプ”や“さっぱりタイプ”と記載された商品がありますが、これらはいずれも使用感(使い終わったときの感触)を示しているだけです。つまり、“しっとりタイプ”を選んだからといって肌が保湿されるわけではありませんし、“さっぱりタイプ”を選んだからといって肌が必要以上に乾燥するわけでないのです。

 乾燥肌に必要なのは、しっとりとした感触ではなく、実際に肌がうるおうという結果です。保湿タイプの洗顔料を使って、肌に適切な油分と水分を与えましょう。もちろん、さっぱりとした感触が好きな方は、たとえ乾燥肌であっても“さっぱりタイプ”の洗顔料を使ってOKです。保湿タイプの“さっぱりタイプ”の洗顔料を選び、丁寧に顔の汚れと余分な皮脂を取り除きましょう。

ポイント2:スクラブ入りは避けておこう

 乾燥肌の人は外的刺激に敏感であることが多いですので、洗顔料に入っているスクラブ成分も、刺激の1つになってしまいます。たとえ微細粒のスクラブであっても、スクラブ成分が入っている洗顔料は選ばないようにしましょう。

ポイント3:ミルクタイプかフォームタイプがおすすめ

 さっぱりと流せるオイルタイプの洗顔料もありますが、ミルクタイプや泡立てて使うフォームタイプと比べると、肌に残って、肌を刺激する一因となってしまいます。乾燥肌には、ミルクタイプかフォームタイプの洗顔料をおすすめします。

洗顔で乾燥肌を改善する3つのコツ

 乾燥肌に合う洗顔料を選んだら、次は丁寧に洗顔していきましょう。乾燥肌を改善する洗顔のコツを3つ紹介します。

フォームタイプはしっかりと泡立てよう

 フォームタイプの洗顔料は、充分な水を加えてしっかりと泡立ててから使用して下さい。洗顔料が泡立っていない状態で顔に乗せると、しっかりと汚れを吸着しないだけでなく、洗顔後も顔に洗顔成分が残ってしまう恐れがあります。

手で直接顔をこすらないようにする

 泡立てたフォームもしくは洗顔ミルクで、顔を優しくマッサージするように洗って下さい。しっかりと泡立てたフォームや洗顔ミルクは、こすらなくても肌の汚れや余分な皮脂、古い角質を吸着します。ごしごしと肌をこすることは肌にとって強い刺激となり、乾燥が進行する原因にもなりますので、絶対にこすらないように洗って下さい。

洗顔料を顔に残さない

 洗顔料が顔に残ったままになっていると、肌に刺激を与え、乾燥肌の乾燥を進行させてしまうことになります。何度も水で顔を洗い、生え際や耳周りなどに洗顔料が残らないようにしましょう。

洗顔後はしっかりと保湿しよう

 洗顔が終わると、顔は急速に乾燥していきます。洗顔後は時間を開けずに、しっかりと美容液や化粧水で保湿しましょう。

汚れを落としてから適切な水分と油分をプラス

 すっきりと汚れや古い角質を落とした洗顔後は、肌に必要な成分が染み込みやすいタイミングとも言えます。導入美容液や保湿タイプの化粧水、乳液、クリームを丁寧に使い、肌に必要な水分と油分を与えましょう。

化粧品ごとに定められた適量を使おう

 「とにかく保湿が大切だから、化粧水やクリームを多めに使う」と考える乾燥肌の人も少なくありません。しかし、化粧水やクリームを塗れば塗るほど肌に浸透するわけではありませんから、浸透しきれなかった化粧品が肌の上に残り、肌を刺激し、乾燥や肌荒れを進行させることもあるのです。

 化粧水やクリームは、まずは注意書きに記載された既定の量を使用し、それでも乾燥していると感じるときにだけ、少し多めに使うようにしてください。化粧水から乳液、クリームなどの一連のお手入れを終えたら、ティッシュで軽く顔を抑えて、浸透しなかった化粧品を取り除いておきましょう。

丁寧な洗顔とスキンケアで乾燥肌を改善しよう

 乾燥肌に適した洗顔料を選び、丁寧に洗顔し、間髪いれずにスキンケアを実施することで、乾燥肌を改善することは可能です。また、適切な量を使うことや用法を守ること、毎日の丁寧なお手入れを続けることも、乾燥をこれ以上進行させないために、忘れずに実施していきましょう。

参考サイト:
資生堂「乾燥・粉ふき対策」
資生堂「敏感肌ってなに?」

著者情報

ママモル編集部

子供の健康を守る米国のサイト『Safbaby』が運営するウェブマガジン『ママモル』の編集部です。

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