肌が乾燥しやすい人や普段のスキンケアではもの足りない人にオススメの「美容オイル」。化粧水の後や美容液の後など、乳液代わりに利用している人が多いのではないでしょうか。
もちろん、乳液代わりに使用することで保湿力が高まりますし、ファンデーションの乗りを良くすることもできます。ですが、乳液代わりに利用することだけが、美容オイルの使い方ではありません。もっとキレイになるために、今まで以上に美容オイルを使いこなす方法を紹介いたします。
おすすめの使い方1:ヘアオイルとして
髪の毛がパサついていると、それだけで生活が荒んでいるような印象を与えてしまいます。反対に、髪の毛がうるおってツヤツヤしているだけで、生活にゆとりがあるような印象を与えますし、見た目年齢も5~15歳はぐっと若くなります。
そんな美容の要とも言える髪の毛ですが、シャンプーやトリートメントなどの洗い流すモノにだけこだわっている人が多いのが現状です。もちろん、良質なシャンプーやトリートメントを使うことで、ある程度髪の毛の状態を改善することができますが、それと同じくらい、場合によってはそれ以上に大切なモノが、「洗髪後に利用する洗い流さないヘアケア」なのです。
ヘアオイルがもの足りない人にも美容オイルがオススメ
髪の毛を洗って、しっかりとタオルドライした後に、美容オイル1滴を手のひらに落とし、手の熱で暖めて伸ばしてから髪の先端に馴染ませましょう。髪の量が多い人は全体で3滴、普通~少なめの人なら全体で2滴もあれば十分です。
普段のケアにヘアケア専用のヘアオイルを使っている人にも、美容オイルを用いたケアがオススメです。理由は簡単。ヘアオイルは髪に馴染ませやすいように油分が薄められていますので、極度の乾燥状態にあるときはヘアオイルでは満足な結果を得られないからです。もちろん、ヘアオイルに比べると美容オイルは高額ですので、週に6回はヘアオイル、週に1回のスペシャルケアとして美容オイルを利用するのも良いですね。
おすすめの使い方2:ファンデーションに混ぜて
肌が乾燥しやすい人からも人気のリキッドファンデーション。また、シミなどの期になる部分をしっかりとカバーしてくれるクリームファンデーション。いずれも美肌を演出するためには欠かせないアイテムですが、塗りムラができてしまうと、一気に老けた印象になるのが難点です。反対に、塗りムラができないように多めのファンデーションを伸ばすと、途端に厚化粧に見えてしまうのも困りものですよね。
「塗りムラができる」「厚化粧に見えてしまう」などの悩みは、ファンデーションに美容オイルを混ぜることで解決できます。手のひらにリキッドファンデーションやクリームファンデーションを普段の2分の1~3分の2程度取り、美容オイルを1滴落として、指でしっかりと混ぜてから顔に伸ばして見ましょう。カバー力はそのままで、普段以上にスルスルと顔全体に伸ばせますよ。
メイクオフした後も潤いが続く
ファンデーションを塗ると、夕方になると顔全体が乾燥してきて、口周りや頬周りにつっぱり感を覚え、ひどいときには粉が吹くこともありますよね。特に乾燥が激しい秋~冬にかけては、ファンデーション由来の乾燥に悩まされる人が多くなります。そのような悩みを持つ人にも、ファンデーションに美容オイルを1滴混ぜることをオススメします。つっぱり感も粉吹き状態もなく、夜まで過ごすことができますよ。
しかも、ファンデーションに美容オイルを混ぜると、メイクを落とした後の肌がパックしたてのようにツヤツヤになります!美容オイルを混ぜたファンデーションを昼間に塗るだけで、夜のスキンケアの乗りも驚くほど変わってきますので、乾燥に悩んでいる人もぜひお試しくださいね。
おすすめの使い方3:ハンドパックとして
手先も年齢が現れやすいパーツです。毎日、ハンドクリームをこまめに塗っていても、乾燥しやすい冬場はしわが深くなったり、ガサガサしてしまったりする人も多いのではないでしょうか。
そんな人にオススメの方法が、美容オイルを使ったハンドパックです。美容オイルを1~2滴、手先にまんべんなく馴染ませてから、密着度の高い使い捨てのゴムやナイロンの手袋をはめてみてください。使い捨てのゴム手袋やナイロン手袋がない人や天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)の人は、やけどしないように注意して、蒸しタオルで手先を包むのもOKです。
3~5分、手先を包んだ状態で放置しておきましょう。その後、使い捨て手袋か蒸しタオルを取り除き、普段ご使用のハンドクリームをまんべんなく手先に塗り込んでみて下さい。このハンドパックは、1週間に1度だけでも充分な効果を期待できますよ。
使い道色々!美容オイルを楽しもう
美容オイルの使い道は幅広くありますので、1本あればホームケアの幅が広がります。お好きなテクスチャーや香りの美容オイルを選んで、毎日のケアに活かしていきましょう。